わたしの1か月バックパック東南アジアたび day.1 不安9割、関空からベトナムへ
早朝便に乗るため、京都在住だったわたしは朝4時にタクシーで京都駅へ。始発の関西空港行きリムジンバスに乗るため何十回と目覚ましを設定した。
9:1で不安とわくわくが入り混じる(というかほぼ不安)なか、大きいリュックを背負ったいかにも大学生が乗ってきたからだろう、タクシーの運転手さんが、ご旅行ですか、と。
(わたしはここぞとばかりに澄まして)
ちょっと東南アジアに一か月行ってこようと思って。
一生に一回は言ってみたいと(勝手に)思っていたセリフを言ってみたり。単細胞なので旅へのわくわくが30くらい上がった。
そうして無事空港、搭乗を済ませると、機内では当然のように爆睡。そんなこんなで大した問題もなく気づけばハノイ・ノイバイ空港へ。
空港に着いた瞬間、空気が明らかに違うことが肌でわかる。日本よりずっと暑いその気候が、わたしに異国に来た実感をもたらした。
とりあえず、ちゃんとパスポートをおなかにしまって、空港のソファーでもってきたWi-Fiを接続。無事にスマホが動いて一安心。
お金を換えて、空港発のバスを調べ、バスの中でずっとGoogle mapを見ていた。(今おもえば全くもったいないことをしたのだけれど、当時の私はバスが自分をまったく想定もしない場所に連れていくのではと恐れていたので常に現在地とハノイ市街の場所をmap上で行ったり来たりした。)
わたしは経験したことがないが、旅人でよくある?のが、バスに乗っていたら気づいたら全然知らない場所、しかもWi-Fiは充電切れ、
現在地も帰り道もわからない、という120%ツミな状況。たいがいの人が、そこらへんの歩いてるローカルの人に事情を何とか説明して最寄りの駅に連れて行ってもらう(らしい)(旅人はタフだ)
そんな話をきいていたので、バスには警戒心MAXだった。
とはいえ空港バスがそんな意味不明な場所に行くはずもなく。無事にハノイ市街へ。
バイクの多さにおののき、バス停から歩道に渡れぬまま3分経過。え、わたし宿つかないのでは??と(本当に)想定外のところで軽めパニックに陥る。
ハノイはバイクが途方もなく多くて道を占領しているので、渡ろうとしている現地の人の後ろをぴったりついていくことがポイント。その土地のことはやっぱり住んでいる人がプロなので。
そうしてなんとか宿へ。
(宿はもっぱらagodaで予約していました。非常におすすめ。agodaで、評価7.5以上とかにして、立地と、口コミ見て、虫が出なさそ(bugsとかの単語あれば要注意)、温水シャワー出そう、なところを選んでました。大幅な外れはないです。前日までに予約しとくと安心。なれたら当日でも可。)
ハノイ滞在中は D'annnam Hostel Hanoi に宿泊。きれいでサービスも悪くなく、ドミトリー(相部屋)に抵抗なければ快適です。
宿から出て軽くお散歩。
ハノイの旧市街は、小さな町がとにかく詰め込まれて、一言で言うなら雑多。その雑多さが、私にはイメージしていた東南アジアドンピシャで、町を歩いているだけで幸せだった。
夕暮れ時にはホアンキエム湖に行くといい。旅人も、現地の人も、暑さが少し和らいだ湖畔で、のんびりと夕日を眺める。それだけで道中の疲れもどうでもよくなって、わけもなく満たされた気分になる。
そうしてその日は、ミーハーにバインミーを食べた。(バインミーを作っているキッチンの足元をゆうゆうと猫が散歩してて食べるか本気で悩んだのは余談。普通においしかったです。)
初日はちょっと時差ボケで早々に爆睡。